『銀河英雄伝説 DIE NEUE THESE 20.惨劇』を見た感想!

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「銀河英雄伝説 DIE NEUE THESE」の20話「惨劇」をEテレで観ました。

銀河英雄伝説は小説で断片的に読んだことがあります。あまりに壮大なので2冊ぐらいで読むのをやめました。

石黒版と呼ばれる初期のアニメ版もこちらも断片的に観たことがあります。

どちらも全編見たわけではありませんが、台詞の良さや登場人物の魅力は十二分に感じられました。

新版は20話を初めて観ました。

ちょうど自分の好きなアンスバッハ准将というキャラクターが出る回でした。

アンスバッハ准将は主人公の敵対勢力の総帥である「ブラウンシュヴァイク公爵」に仕える側近中の側近です。

彼は主君を時に厳しく諫めつつも、最後まで付き従い運命を共にする人物です。

今回の話では、自身の領土を攻撃しようとするブラウンシュヴァイク公を諫止しますが聞き容れられず、身柄を拘束されてしまいます。

ブラウンシュヴァイク公の命令による自領への攻撃が実行されてしまい、それを宣伝材料として主人公の陣営に利用されたため、ブラウンシュヴァイク陣営の求心力低下は決定的になります。

アンスバッハ准将はこの何話か後に、戦いに敗れたブラウンシュヴァイク公に自裁を遂げさせることで最低限の名誉を保たせ、自身も主君の敵に一矢報いた後に生害を遂げます。

アンスバッハ准将の生き方は日本人の死生観において儚さを感じさせるもので、私も胸を打たれます。

この作品はアンスバッハ准将が亡くなるまでは毎週観ようと思います。

皆さんも興味があったら視聴してみてください。

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