【プロ野球2020】開幕から9試合を終えてのベイスターズの感想(7/6更新)

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皆様、こんにちは。

チームネットラボのU5swです。

今回は、6/19に開幕したプロ野球のこの9試合を振り返ってみての感想を、私の贔屓球団であるベイスターズを中心に振り返っていこうと思います!

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ベイスターズの試合結果

  • 6/19 対広島 ●1-5 敗今永
  • 6/20 対広島 ●5-10 敗三嶋
  • 6/21 対広島 ○2x-1 勝パットン
  • 6/23 対中日 ○3-0 勝濱口 セーブ山崎
  • 6/24 対中日 ○3-2 勝井納 セーブ山崎
  • 6/25 対中日 ○10-2 勝坂本(プロ初勝利)
  • 6/26 対阪神 ○6-0 勝今永
  • 6/27 対阪神 ●6-8 敗山崎
  • 6/28 対阪神 ○9-1 勝平良

トータル:6勝3敗0分

投手の打撃が話題となった開幕戦

まず、待ちに待った開幕戦の話ですが、この日はなんと言っても投手の打撃がクローズアップされましたね。

その立役者が阪神の西勇輝投手と広島の大瀬良大地投手でした。2人の共通点といえば…

ホームランを含む複数安打複数打点を叩き出したこと

でしたね。西投手は2打数2安打2打点、大瀬良投手は3打数2安打3打点という二刀流っぷりを発揮し、大瀬良投手に関しては完投勝利を収めるなど投手が主役となる例年にない開幕戦の内容でした。ベイスターズファンからすると、大瀬良投手に完敗を認めざるを得ないほどコテンパンにやられました…

ちなみに大瀬良投手はあのホームランが生涯初めてのホームランだったそうで…

ベイスターズに関しては、オースティン選手が肘に違和感を持っていたためスタメンを外れるという事態に陥り、打線は大瀬良投手を攻略できず、今永投手も調子が上がらず敗れてしまいました。

調子の上がらない打線も今後に繋がる光を差したサヨナラ勝ち

続く第2戦は、来日初登板のピープルズ投手が6回1失点と試合を作り、打線も伊藤光選手のタイムリーやソト選手のホームランでリードを広げるも、リリーフ陣が捕まってしまい逆転負け。

第3戦は、大卒No.1で昨年ドラフト1位に指名された森下投手に苦しめられ、チャンスを活かしきれないままリードも許し、被3タテを覚悟していました。

しかし、ここで簡単に終わらないのがベイスターズ。9回、広島の新ストッパースコット投手にNPBの洗礼を浴びさせるような連打でチャンスを作り、最後はヒットメーカー宮崎選手の一振りで逆転サヨナラ勝ちを収めました。

サヨナラ勝ちがピックアップされがちでしたが、先発の平良投手が6回1失点と試合を作り、国吉投手が2イニング、パットン投手が1イニングを無難に抑えたことが勝利の大きな要因だったと考えています。この頑張りなしに最終回のサヨナラ勝ちはあり得なかったですね。

ところで、森下投手。ただもんじゃないですね… さすが大卒No.1投手。

オースティンのスタメン復帰から勢いづいた打線、先発陣の活躍

広島との3連戦を1勝2敗で終え、次に対戦した相手は中日。この3連戦から、スタメンを外れていたオースティン選手が復活し、梶谷→ソト→オースティン→佐野→ロペス→宮崎という強力な1-6番を形成することができました。

その初戦、この日の主役は我らがオースティン選手。その成績はなんと…

4打数4安打1打点!!!

長打はなく単打ばかりでしたが、右投手が苦手という評判を嘲笑うかのように打ちまくる姿は見ていて爽快でしたね。この時点で私は神助っ人認定をしました。

また、走っては2走塁死、守備ではセカンドとの中継プレーで2度ホームタッチアウトを決めるなどハッスルプレー全快でした。張り切りすぎて怪我のないよう気をつけて欲しいですが笑

そして、先発では濱口投手が9回途中まで無失点と素晴らしいピッチングを見せてくれました!2017年シーズンに10勝を挙げ、日本シリーズではソフトバンク打線を翻弄した時の相棒、高城選手とのハマジョーバッテリーが1年半ぶりに復活し、その当時のピッチングを思い出させるような両者のコンビネーションが光りました。

次の試合では、ベイスターズが苦手としている山本拓実投手を相手とする試合でした。高橋周平選手のホームランで先制されるもすぐに追いつき、5回には梶谷選手の勝ち越しホームランで逃げ切り、3連勝を収めました。

投手陣は先発の井納投手が5回2失点と最低限の働きをし、6回からは三嶋→石田→パットン→山崎の継投で逃げ切りすることができました。

最後の試合では、昨年ドラフト2位ルーキーのサウスポー坂本投手がプロ初登板。なんと5回までノーヒットピッチングをするなど想像以上の大活躍。結果的に6回無失点でプロ初勝利を挙げる素晴らしい成績を収めました!

打線は初回にオースティン選手の来日初ホームランを始め、梶谷選手、そして戸柱選手にもホームランが生まれ、結果的に10得点での大勝でした。結果、中日に3タテを達成しました。

鬼門の阪神戦。課題と成果共に現れた3連戦。

最後の3連戦は最大の天敵阪神戦。今阪神はスタートダッシュ失敗したけどどうせ本気出されてコテンパンにやられるんだなと早くも負けムードが漂っていましたが…

初戦は見事完封勝ち!開幕戦悔しい負けを喫した今永投手が雪辱を晴らす8回無失点の完璧すぎるピッチング。打線は序盤西勇輝投手に苦戦するも、5回に宮崎選手がホームラン、8回はオースティン選手の2試合連続ホームランなどで阪神のリリーフ陣を捉えました。

次の試合は互いに点を取る展開でしたが、最終回に山崎康晃投手がサンズ選手にホームランを打たれて連勝ストップ。そう簡単に勝たせてはくれませんでした…

しかし最後の試合は初回に佐野選手、宮崎選手、戸柱選手の連続タイムリーで点を稼ぎ、7回には守備に定評のある二遊間コンビ柴田選手と大和選手にもタイムリーが出て完勝。平良投手が6回1失点と試合を作って今季初勝利。これまでの阪神戦のイメージを払拭するカード勝ち越しを決めました!

野手陣のまとめ

今回3カードを終えて6勝3敗といいスタートを切れたベイスターズ。いいスタートを切れた要因として、打線の調子が非常に良すぎるということです。

6/28終了時点の打撃成績。3割超えの選手が多くコンスタントに得点を稼げている。

今年のベイスターズは筒香選手がメジャー挑戦でチームの弱体化が懸念されていましたが、この9戦を見ると弱体化どころかむしろ強化されたと思います。広島戦は好投手揃いで苦戦しましたが、中日戦からは調子が上がり、気がつけばリーグトップクラスの攻撃力を持つ打線となっていますね。この調子で毎試合打ちまくっていただきたいものです。

投手陣のまとめ

次に投手陣ですが、こちらに関してはやはり先発陣の働きが大きいでしょう。ここまで9戦の先発陣の結果をまとめてみると、

  • 6/19 今永 5回2失点
  • 6/20 ピープルズ 6回1失点
  • 6/21 平良 6回1失点
  • 6/23 濱口 8回1/3無失点
  • 6/24 井納 5回2失点
  • 6/25 坂本 6回無失点
  • 6/26 今永 8回無失点
  • 6/27 ピープルズ 5回5失点
  • 6/28 平良 6回1失点

これを見ると、全ての試合において先発投手が勝利投手の権利を得られる5回まで投げ切っていることがわかります。しかも6/27以外は失点が少なく、早い段階で敗色濃厚とならずに試合を作っているため、その結果と好調の打線が上手く噛み合ったことで勝ちを収めることができていると考えます。いくら打っても先発陣が試合を壊してしまっては勝てないので、先発陣の頑張りを決して無視出来ないでしょう。

一方心配なのは中継ぎ抑え陣です。三嶋投手や国吉投手と言った、昨年ベイスターズの中継ぎ陣の中心的存在がまだ調子が上がってないようです。こっからどんどんギアを上げて中継ぎ陣を安定させてほしいです。

そして1番の懸念材料は山崎康晃投手。今年は練習試合から打たれまくっている印象があり、中日戦でも無失点に抑えましたが満塁のピンチを招いてしまっていました。そして阪神戦ではサンズの川を渡る逆転ホームランを浴びてしまいました…

今年の山崎投手は制球が良くなく、決め球のツーシームもあっさりと見切られてしまうしんどいピッチングが続いているように思えます。調整不足が指摘されていますが、ここまで抑えを務めてきた実績を考えると、しっかりやってもらわないと困ります。気合いを入れてビシッと抑えていってほしいですね。

全体のまとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は開幕9試合のベイスターズの振り返りを行いました。

まだ始まったばかりですし、これからどのような展開になるかはわからないですが、ベイスターズはチャンスを逃さず、頂点に辿り着けるよう勝っていってほしいですね!

野球のある日常が戻ってきたことはとても嬉しいです。感染者が増え続けているため油断はできませんが、今後もしっかりベイスターズを、そしてプロ野球を楽しんで行こうと思います!

大変長くなりましたが、今回はここまでとなります。ご覧いただきありがとうございました!

P.S.(7/1) オースティン、マジもんの神。

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