【新型コロナ】緊急提言! 生活必需品が手に入らない 私が企業と政府に求めること

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チームネットラボのMossphloxです。

買い占めによって生活必需品が手に入らなくなっています。

ハンドソープ、アルコール除菌、マスク、そしてイソジン。

どれも私は新型コロナに関係なく10年ぐらい常用していました。

特にマスクは中学生の時からよく着けていました。

大学入試の時など、同じ会場に居合わせた同級生から「〇〇君かなと思ったけど、マスクつけてて顔がはっきりしなかったから話しかけなかった」と試験後によく言われたものです。

昔から年がら年中マスクと手洗いうがいをしていた私は優良顧客。非常時にもマスクとハンドソープを買う権利があるはず。

しかし現実は悪が栄える世の中。

この前までマスクなどめったにつけることがなく、手洗いは指先に水を1秒つけてパッパッと払うだけ(男性の90%がこれ。トイレでの行動を見ると一目瞭然)の人達がコロナ禍に見舞われた途端にマスク、ハンドソープ、アルコール除菌を買い占める。果ては無関係のティッシュとトイレットペーパーを買い占めにホームセンターをはしごする。昔から使っていた人や適正数量だけを買おうとするまともな人、そして医療関係者に物資が行き渡らなくなりました。

そしてこの前、ワイドショーの失策あるいは確信犯により、イソジンまでもが全ての流通経路から全滅しました。

これにより感染予防のための全ての物資の供給が途絶し、私達は死命を制されました。

ワイドショーが特定のものを健康に良い、あるいは何かに効果的であると報道すると、そのたった1品目だけの大量摂取で身体に効果があると信じ込んだ大衆、および強欲の転売屋が、スーパー、ドラッグストアに買い占めの大行列。

これはもはや見慣れたパターンとなってしまいました。

かつては納豆が健康に良いとテレビで紹介されたら、翌日スーパーから納豆が綺麗さっぱり買い尽くされたことがありました。

何か1品目の大量摂取、大量買い置きがバラ色の効果をもたらすという幻想からは、卒業しなければなりません。

これらの消費行動は、転売屋の強欲さはもちろんのこと、オールドメディア(テレビ)の公共性の無さと、オールドメディアに踊らされる、マスコミの洗脳への耐性の乏しい大衆いわゆる「B層」が未だに多いこと、そしてニッポンの民度の低さをよく現しています。

日本の民度が高いというのは、あくまで後進国や新興国に比べればと解すべきです。

コロナ禍による最も明らかな被害は、間違いなく生活必需品の流通停止です。

生活必需品の枯渇に比べれば、外出が気軽に出来なくなったことなど小さなダメージに過ぎません。

世間は「自粛疲れ」などという言葉を生み出しましたが、この言葉が流行るのは妥当ではありません。

なぜなら自粛というのは外出や人との接触を減らすということですから、むしろ疲れなくなります。疲れの主たる原因である移動と人との接触が減るわけですから。

企業と政府に何をして欲しいか。

新型コロナ全盛期はあと2年は続きますから、企業は生産設備を拡大しても2年は損になりません。また、亀井静香氏が作ったモラトリアム法は失効したとはいえ、金融機関に対し、出来るだけ融資の返済期日を伸ばすことを求めるのは、方針としてずっと生きています。ですから金融機関から資金を調達し、感染予防に必要な物資の生産を拡大して欲しい。

政府は、布マスクの全戸一律配布でふつうの不織布のマスクが市場にどっと出てきたように、全戸一律配布によって市場に必要な物資を出現させることができます。

今さら財政の健全化はどだい不可能です。どうせ毎年巨額の予算を組み、歳入だけでは足りないから大量の国債を発行するというのを数十年続けているのです。平時でさえ特別会計を含めて毎年200兆円もの予算を組むのです。今さらお金を節約しようとしても仕方がありません。

よく「国民一人あたりの借金」という言い方をする人がいますが、まったく見当外れです。政府が国民に国債を発行してお金を借りているわけですから、実際には国民一人あたりの「債権」です。これが外国にお金を借りるようになったら国家としては一巻の終わりですが、日本はむしろ外国には多額のお金を貸している国です。

ですから政府には、市場から失われた物資の全戸一律配布によって、買い占めている人達が買い占めた物資を慌てて市場に吐き出すように仕向けて欲しい。これは政府にしか出来ないことです。

企業、政府頑張ってください。

以上です。

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