【プロ野球2020】オリックス戦力分析

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Mossphloxです。

中嶋監督代行についての投稿をしましたので、続いて現在のオリックスの戦力分析をします。

今のオリックスは戦力が乏しいです。

ただし戦力的に良い面が2つあります。

一つは、野手にFA選手とアメリカ帰り選手がいないこと。

野手にFA選手とアメリカ帰り選手がいると、ほとんどの場合実力が全盛期の0.6掛け以下になっている上に、打てなくても容易にスタメンを外せないので、とにかく打線が組みにくい。新外国人ではない「国内の他球団で実績のある外国人」も同様です。

2006年、2009年、2015〜2016年のオリックスはそれが原因で弱かったといえます。

もう一つは、「できればDHが良い鈍足拙守打者」が少ないこと。

一つ目とおおむね重なります。

この手の選手が複数いると打順を組むのが難しくなります。DHは1枠なので、本当はDHが良い打者が2人以上いると、1人は無理矢理守備につかせることになり、チームの守備力は低下します。

守乱は貧打や投壊よりもさらに致命的です。毎度毎度目に見えないエラーで、打ち取った当たりがヒットになり、野球どころではなくなります。

これは明らかに2003〜2004年、2015〜2016年のオリックスが弱かった原因です。

・野手にFA選手とアメリカ帰り選手がいないこと

・「できればDHが良い鈍足拙守打者」が少ないこと

この二つは今のオリックスの強みです。

鈍足、拙守、打撃でもおおむねブレーキになる、しかしFAまたはアメリカ帰りなので本人のプライドや球団上層部の面子や契約条項に配慮してスタメンから外せない。そういう選手が今のオリックスにはいません。

やはり2018年以降、FA選手とアメリカ帰り選手を獲らなくなったのは英断です。

この強みは今後も保って欲しいです。

今現在の、有力な野手も少ないが邪魔になる野手もいないという状態を保った上で、ドラフト1、2位で大学・社会人トップレベルの即戦力先発投手を獲得し、新外国人で長打力型の野手を補強することができれば、強くなるはずです。

間違ってもドラフトでやせ我慢していつ戦力になるとも知れない高校生ばかりを指名したり、衰えきったFA野手やアメリカ帰り選手を雇ったりしてはいけません。

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