【2020年プロ野球】セリーグのゴールデングラブ賞を予想してみた

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皆様、こんにちは。

チームネットラボのU5swです。

今回は個人的な2020年プロ野球のゴールデングラブ賞とベストナインを予想します。第1回はセリーグ編です。

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セリーグゴールデングラブ賞予想

投手:菅野智之投手(読売ジャイアンツ)

今季守備成績:守備率1.000,試合数20,刺殺9,捕殺17,失策0,併殺1

誰もが認める日本を代表するエース。今季はセリーグ最多の14勝を挙げるなどチームの優勝にしっかり貢献しました。そんな菅野投手ですが、投球だけでなくフィールディングも安定感があります。どんな状況でも冷静に対処し、試合を作る姿は頼もしいと思います。

今季スーパールーキーの広島森下投手もフィールディングが素晴らしく、失策が0だったため、候補の1人とされていますが、全体の成績を加味すると菅野投手に軍配が上がるかなと思います(あまり全体の実績を加味しない方がいいという見方もあるのであまり説得力はないですが… てか投手のGG賞って守備成績を考慮していない感が凄くあると感じるのは私だけでしょうか…)。

捕手:梅野隆太郎選手(阪神タイガース)

今季守備成績:守備成績.996,試合数97,刺殺627,捕殺68,失策3,併殺4,捕逸1,UZR+0.4

阪神の正捕手として欠かせない存在な梅野選手。パンチ力のある打撃や「梅ちゃんバズーカ」で親しまれている強肩で信頼を得ています。

そんな梅野選手ですが、どんなボールも逸らさずしっかり受け止めるブロッキング能力が他の選手に比べてとても優れている印象があります。最近制球に苦しんでいる藤浪投手の荒れ球をゴールキーパーのようにキャッチしたり、昨年まで阪神の守護神を務めたドリス投手(現ブルージェイズ)の鋭い高速フォークをしっかり受け止めたりと、人一倍の負担がかかりながらも投手陣、そして野手陣を支えてくれているキーマンです。

対抗として今季レギュラーとして台頭した中日の木下選手がいます。守備成績的には木下選手が上回っているところもありますが、出場試合数(梅野97,木下87)や捕逸数(梅野1,木下4)、捕殺数(梅野68,木下58)といった項目を見ると梅野選手が優勢な方かなと思います。

一塁手:ダヤン・ビシエド選手(中日ドラゴンズ)

今季守備成績:守備率.999,試合109,刺殺937,捕殺67,失策1,併殺89,UZR+6.0(12球団1位)

中日の神助っ人と称されているビシエド選手。ビシエド選手といえば打球を遠くに飛ばすパワーに目が行きがちですが、実は守備も上手い選手です。二三遊からのゴロ処理能力が求められる中で失策はわずか1という素晴らしい安定感を見せました。

これまではDeNAのロペス選手の陰に潜んでおり中々注目されませんでしたが、今季はロペス選手の出場機会が減ったことと、中日以外のチームの一塁手があまり固定されていなかったことを考慮すると、ビシエド選手は間違いなく受賞するでしょう。

二塁手:菊池涼介選手(広島東洋カープ)

今季守備成績:守備率1.000,試合103,刺殺193,捕殺310,失策0,併殺66,UZR+6.3

何も言うことはありません。「失策0」の時点でこの方一択です。以上。

三塁手:高橋周平選手(中日ドラゴンズ)

今季守備成績:守備率.982,試合106,刺殺65,捕殺201,失策5,併殺18,UZR+8.7

中日の主将としてチームを引っ張る高橋選手。守備に関してはレギュラーに定着した昨年から評判が高く、GG賞も受賞しました。セリーグ全体を通して他の三塁手よりも安定感があり、今年も彼が有力だと考えています。

対抗として巨人の岡本選手が挙げられます。岡本選手は打撃に目が行きがちですが、守備にも定評のある選手です。出場試合数も多く(高橋106,岡本118)、UZRは+14.5と12球団トップの成績を残しています。しかし、捕殺数(高橋201,岡本192)、失策数(高橋5,岡本8)に着目すると、高橋選手の方がまだ優勢なのかなと思います。

遊撃手:坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)

今季守備成績:守備率.991,試合113,刺殺176,捕殺288,失策4,併殺65,UZR+10.0

昨年物議を醸した遊撃手のGG賞。トータルの成績的に中日の京田選手が全てにおいて坂本選手を上回っていたのにも関わらず、受賞したのは坂本選手でしたね…(打撃で結果を出せていないからと言う理由も出ていましたが、それはB9に加味することであってGG賞に加味するものではないんですが…)私もこれには異議を唱えました。

じゃあ今季はどうかというと、今季もほとんどの守備成績は京田選手が上回っています。京田選手の守備成績はこちら↓

守備率.977,試合120,刺殺182,捕殺361,失策13,併殺73,UZR+10.1

これを見ると、全試合遊撃を守り続けた京田選手で確実と言いたいんですが…

引っかかるのが守備率と失策数。今季の京田選手は失策が多く目立ってしまったのがアドバンテージを下げてしまっているのかなと思います。守備範囲の広さや打球の多さから失策数が増えてしまうのは致し方ないですが、13個は流石に多いんじゃないかなと思います。一方坂本選手がセリーグ全体の遊撃手の中でも安定感があったため、昨年のことも考えると坂本選手が優勢だと考えられます(正直、昨年のこともあったので京田選手に獲らせてやって欲しいとも思っていますが… 色んな意味でシビアな世界だ…)。

外野手1:青木宣親選手(東京ヤクルトスワローズ)

今季守備成績:守備率1.000,試合数99,刺殺190,捕殺6,失策0,併殺3,UZR(左翼)+15.2(左翼手12球団トップ)

メジャーからNPBに復帰して3年目。今年度39歳になる大ベテランですが、全盛期ほどではなくとも衰え知らずの成績を残しています。それは守備面にも現れています。青木選手といえば中堅手のイメージが大きく、中堅手としては流石に厳しくなりましたが、左翼手としてコンバートされた今季は素晴らしい成績を出しました。ベテランなのでずっとで続けることはなくなりましたが、失策は0、UZRも12球団トップというところから守備貢献度が高く、まだまだ若い者には負けないという意地と自信を感じます。青木選手の選出に文句はないでしょう。

外野手2:鈴木誠也選手(広島東洋カープ)

今季守備成績:守備率.991,試合118,刺殺210,捕殺8,失策2,併殺0,UZR(右翼)-0.1

GG賞の常連となりつつある鈴木選手。広い守備範囲と球界トップクラスの強肩で守備でもチームを支えてきた選手です。以前に比べると少しイマイチ感はあると思いますが、シーズン通して活躍し続けていることから有力だと考えています。

対抗として、今季巨人の右翼手のレギュラー筆頭として台頭し始めた松原選手が挙げられます。俊足を活かした広い守備範囲でチームを支えている印象があり、失策数(鈴木2,松原1)やUZR(鈴木-0.1,松原+9.5)も上回っています。しかし、試合出場数が84と少なく、絶対的なレギュラーとまでは言えないため、選出には不利なのかなと考えています。

外野手3:近本光司選手(阪神タイガース)

今季守備成績:守備率.987,試合119,刺殺229,捕殺5,失策3,併殺1,UZR(中堅)+19.0(中堅手12球団トップ)

最後の1人は刺殺数がセリーグトップ、UZRがダントツで高いところから近本選手が入ると考えました。近本選手と言えば俊足を活かし今季はセリーグ盗塁王を獲得。守備範囲も広く肩でも貢献できるリードオフマンです。走攻守全てにおいて近年阪神が固定できていなかった中堅手のレギュラーとして十二分な働きを見せています。

対抗として中日の大島選手が挙げられます。大島選手の成績は以下の通り↓

守備率.990,試合118,刺殺202,捕殺5,失策2,併殺2,UZR-0.7

大島選手と言えば走攻守3拍子揃ったベテラン外野手で、今季は最多安打のタイトルを獲得し、守備面では全盛期よりは落ちたものの、依然安定した成績を残し続けており、今でも中日の中堅手のレギュラーとして欠かせない存在です。

ただし、守備率と失策数は上回っているものの、刺殺数やUZRの面で大きく差をつけられているので近本選手が優位かなと考えています。

まとめ:ダントツもあれば混戦もあるので悩ましいところ

いかがでしたでしょうか?

今回はセリーグの2020年ゴールデングラブ賞の受賞者を予想してみました。

ゴールデングラブ賞の選考において、菊池選手みたいな文句なしのポジションもあれば、坂本選手か京田選手で迷う… というポジションもあります。ゴールデングラブ賞は記者投票のため、近年では受賞者の選考方法を問題視する意見も出てきてしまっているのが現状です。100%贔屓を解消するのは厳しいですが、OBといったNPB有識者や選手間にも投票する権利を与えてみてもいいのではと思います。ほとんどの方が納得できるような選考結果になることを願います。

最後に、予想選手をまとめておきます。果たして9分のいくつ当たるでしょうか?当日までのお楽しみにしておきます。

  • 投手:菅野智之投手(読売ジャイアンツ)
  • 捕手:梅野隆太郎選手(阪神タイガース)
  • 一塁手:ダヤン・ビシエド選手(中日ドラゴンズ)
  • 二塁手:菊池涼介選手(広島東洋カープ)
  • 三塁手:高橋周平選手(中日ドラゴンズ)
  • 遊撃手:坂本勇人選手(読売ジャイアンツ)
  • 外野手1:青木宣親選手(東京ヤクルトスワローズ)
  • 外野手2:鈴木誠也選手(広島東洋カープ)
  • 外野手3:近本光司選手(阪神タイガース)

今回はここまでとなります!ご覧いただきありがとうございました!

今回の記事執筆における参考文献はこちらから。

[1] 2020年度 セントラル・リーグ 個人守備成績(規定以上)

2020年度 セントラル・リーグ 個人守備成績(規定以上)
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[2]Essence of Baseball

1.02 Essence of Baseball
数字から見たプロ野球。セイバーメトリクス的視点から見るためのデータを提供します。印象と違う意外な数字や、その数字から読み解くコラムなどを紹介します。

P.S. 執筆完了して1つ気づいたこと。唯一私の贔屓チームから選出してない…

まぁウチは打撃のチームなので、ロペス選手以外は喰らいつけないのが現状なんですよね… 大和選手や柴田選手といった名手もいますが他が強すぎるのと、レギュラー定着できていないのがね… 梶谷選手の選出もアリだと思ったが成績的に厳しかった…

まぁ贔屓抜きで考えないといけない項目なので仕方ないですね。

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