【2021年プロ野球】今季の横浜DeNAベイスターズの戦力分析

【2021年プロ野球】今季の横浜DeNAベイスターズの戦力分析

皆様、こんにちは。

チームネットラボのU5swです。

今回は今季の横浜DeNAベイスターズの戦力分析を行なっていきます。

三浦監督新体制1年目のシーズン

昨年まで5年間ベイスターズを指揮したラミレス監督が退任し、新たな監督として、ベイスターズ(前身の大洋ホエールズ)一筋25年投手として活躍を収め、「ハマの番長」として親しまれている、三浦大輔氏が新たに監督となりました。

2016年の現役引退後は2年間解説者を中心に務め、2019年の1軍投手コーチ、2020年の2軍監督を経て、今年から1軍の監督として指揮を執ることとなりました。

長年ベイスターズを支えてきた大黒柱が監督を務めることもあり、監督としての手腕に期待を寄せるファンもいれば、監督として役割を全うできるのか不安視するファンも多いです。個人的に不安な要素は持っていますが、まだ1年目ですしこれからなので温かく見守っていこうと思います。

監督交代と共に血の入れ替えを敢行。しかし補強が残念すぎる…

体制が変わると起こり得るのが、チームの血の入れ替えです。これまでチームを支えてきた選手を非情ながらも契約満了とし、外部から新たな選手を獲得したり、若手選手の起用を増やすことで、今後のチームに向けての土台作りを行います。昨年のオフで言えば、2015年から6年間打線の中心として活躍してきたロペス選手、生え抜き最年長でチームの主将を担った石川雄洋選手、リリーフ陣の柱であったパットン投手と言った選手が退団し、FA権を取得した梶谷隆幸選手と井納翔一投手が揃ってジャイアンツに移籍するという、これまでチームの核となった選手が続々とチームを去りました。ピークを過ぎたベテラン選手を切るのは致し方ないところもありましたが、昨年もチームの中心だった選手が相次いで抜けてしまうのは戦力的にも痛いです。

昨年の退団選手は以下の通り。

  • 井納翔一投手(→巨人,FA)
  • 梶谷隆幸選手(→巨人,FA)
  • ホセ・ロペス選手(自由契約,現役続行希望)
  • 石川雄洋選手(戦力外,現役続行希望)
  • スペンサー・パットン投手(自由契約,メジャー挑戦)
  • 赤間謙投手(戦力外,引退)
  • 濱矢廣大投手(戦力外,メキシコリーグへ)
  • 古村徹投手(戦力外,引退)
  • 藤岡好明投手(戦力外,引退,2軍投手コーチへ)
  • 飛雄馬選手(戦力外,引退)
  • 百瀬大騎選手(戦力外,引退)

しかし、それ以上に問題なのが、これまで戦力が抜けているのにも関わらず、あまりにも補強が少な過ぎるというところです。最近はCSや日本シリーズにも出場していますが、リーグ優勝は1998年以来遠ざかっていますし、昨年が4位で終わってしまっている以上、補強がカギとなるのは当然だと思います。

それにも関わらず、ドラフト以外で補強した選手は以下の通り。

  • フェルナンド・ロメロ投手(←パドレス)
  • 田中俊太選手(←読売,人的補償)
  • 風張蓮投手(←ヤクルト,戦力外)
  • スターリン・コルデロ投手(←パドレスマイナー,育成契約)
  • ケビン・シャッケルフォード投手(←元レッズマイナー,育成契約)

どう見ても、物足りなさ過ぎますよね…

もちろん、既存の若手選手の出場機会を増やすことは大事ですし、昨年の佐野選手みたいに大化けする可能性を秘めた若手も控えている中で飼い殺しにするわけにもいきません。また、このご時世で球団並びに親会社の財政や資金繰りが厳しく、大きな補強に踏み切れなかったり、主力選手に高額な年俸を提示できず放出せざるを得ない事情もあって致し方ない部分もあると思います。

それにしても、これだけ主力を放出しているのに入ってくる選手がこの程度しかいないのははっきり言って悲し過ぎます。最も、三浦監督は「目指すは優勝しかありません!」と意気込んでいる中、昨年4位であること、残留した主力の怪我や不調による離脱が相次いでいることから、もっと外部からの補強に尽力し、万全な体制で安心して指揮を執ってもらうよう整備しなければならないのに、こんなショボイ補強ではあまりにも可哀想過ぎませんかね…

加えてコーチ人事も、仁志敏久氏を2軍監督に招聘した以外はほぼ内部事情で済ませてしまっており(仁志氏も元ベイスターズではあるが)、特に超有能な実績を持ったコーチもおらず、ファームに至っては外野守備走塁コーチがいないというあまりにも中途半端過ぎる陣容に内心引いてしまった部分もあります… フロントの人望がなく外部から実績のあるコーチ陣を連れてこれないのか、内部だけでどうにかなるとでも思っているのか…

ベイスターズはそこまでお金を持ってる球団ではないということから、そう簡単に何もかも遂行できる球団ではないというのはわかっていますが、正直このオフの動向を見てると今年のシーズンは不安要素がほとんどを占めてしまっています。コロナ禍で厳しい経営を強いられているのはベイスターズだけではありませんし、阪神やヤクルトは苦しい中でもしっかり補強に尽力していると言うのに…

今後もしかするとプラスアルファの補強があるかもしれませんし、他球団とのトレードが行われる可能性も考えられますが、正直動きがあるとは考えにくいですし、オフの働きように関してはガッカリと言う他ありません。

2021年の戦力分析

1月現在の開幕時の各ポジションと投手陣の構成を予想してみました。

先発陣は井納投手の穴を埋められるのか?今永投手や東投手がいつ復帰できるかにもかかっている

まずは先発陣。2020年の振り返り記事でも述べましたが、毎年ドラフトで即戦力投手を獲っているのにも関わらず、怪我や不調が相次ぎ、先発ローテを固められないまま試合を作れなかったり、中継ぎ陣に負荷をかけてしまっています。今年はいい加減ローテを定着させることはもちろんのこと、誰かが抜けても大崩れしないバックアップ要員を準備させておくことが求められます。

しかし、イニング数を稼ぎ、先発陣を支えてきた井納投手の移籍し、また、手術によって戦線を離脱している今永投手や東投手が開幕に間に合わないということから、依然厳しい状況が続いています。

昨年先発として大成した大貫投手、平良投手を始め、昨年奮わなかった濱口投手や上茶谷投手、坂本投手が候補として挙げられます。また、先発での起用を想定している新助っ人のロメロ投手やドラフト1位ルーキーの入江投手も開幕ローテの候補に挙がると考えられます。

中継ぎ陣はパットン投手の穴をどう埋めて行くのか?山崎投手が復活できるかにもかかってくる

先発陣以上に心配なのが中継ぎ陣。特にセットアッパーとして活躍したパットン投手の退団はとても痛いところです。昨年中継ぎ陣の主役となったエスコバー投手、石田投手、国吉投手を中心に、昨年途中から頭角を現した平田投手や砂田投手、ルーキーながら定着した伊勢投手、トライアウトを経て入団した風張投手が候補として挙げられます。

また、昨年大乱調だった山崎投手が復活の兆しを見せられるかにもかかってきます。多くのファンは抑えとして待っていますが、三嶋投手が昨年あれだけ活躍したことを考えるとまずは中継ぎで結果を残していただきたいです。

三嶋投手の抑えは特に心配なし?

抑えは昨年途中から役割を全うした三嶋投手で十分でしょう。蓋を開けたらどうなっているかわからないし、これまでのタフネス登板からガタが来ないか心配なところもありますが、個人的には今年も大丈夫だと踏んでいます。

野手陣はロペス選手と梶谷選手の穴を誰で埋めて行くのか?

続いて野手陣ですが、こちらも打線の大きな支柱として活躍したロペス選手の退団、梶谷選手の移籍に伴い、空いた2ポジションを誰がしっかり埋めるのかがカギとなっています。

一塁手に関してはこれまでポジションを行ったり来たりしていたソト選手を固定で使って欲しいなと考えています。打撃で勝負する選手ですので、変に守備負担のかかる二塁や右翼に動かさないようにして欲しいと思います。

そして、ソト選手が守っていた二塁に関しては上記の3人によって争われるのが理想かなと考えています。読売からやって来た田中俊太選手、昨年ファームで二塁手のレギュラーだった伊藤裕季也選手、そしてドラフト2位ルーキーの牧選手です。攻守のバランスや1軍での実績を踏まえると田中選手が有力ではありますが、打撃が売りの伊藤選手や牧選手も、将来のベイスターズを担う上で欠かせない存在となります。今後の争いに期待しましょう。

二塁以上に激戦区となりそうなのが、中堅のポジションです。ベイスターズは外野の層が(余計に)厚いので、候補者が沢山います。その中で最も有力視されているのが神里選手です。2018,2019と1軍のレギュラーとして活躍していた時期も多く、梶谷選手の次に走攻守全てにおいて結果を残せる選手です。ただ夏場に失速してしまい、レギュラーを他の選手に明け渡してしまっていたので、1年間フルで戦えるかがカギとなります。

個人的に期待しているのが、今年高卒5年目の細川選手です。昨年はファーム打撃3冠を獲るなど成長著しいスラッガーで、そろそろ1軍のレギュラーに定着すべき選手だと思っています。総合力では神里選手より劣ってしまいますが、彼も今後のベイスターズを担うキーマンなので、今年は1軍に定着できるよう頑張ってほしいと思います。

この他にも2017年レギュラーを獲って以降打撃で伸び悩んでいる桑原選手や、上記以外に乙坂選手、楠本選手、関根選手、宮本選手、蝦名選手など沢山の候補者がいます。最終的に誰が勝ち取るのか注目していきましょう。

昨年はメジャーに旅立った筒香選手の後を継ぎ、佐野選手が期待以上の成績を残してくれました。佐野選手ほど活躍しろ!とまでは言いませんが、新たなレギュラーが誕生してくれることを祈ります。

個人的な大きな願望として、柴田選手を遊撃手に定着させて欲しい、捕手運用を健全化して欲しい

ここまでは空いたポジションに対するレギュラー争いについて述べましたが、この他にもレギュラー争いが熾烈なポジションが遊撃手と捕手です。

まずは遊撃手ですが、個人的には柴田選手に定着していただきたいなと思います。ここまでは主に二塁遊撃三塁をこなす便利屋としての扱いがメインでしたが、ここ2年で打撃も徐々に上げてきていること、攻守で1番バランス良く結果を残せることから定着を願っています。便利屋の役目は今後を見据えて内外野こなせる大和選手に任せれば良いと考えていますし、レギュラーを獲るためにも年間通して出続ける体力と守備での些細なミスを減らす力を身につけて欲しいです。

昨年終盤のブレイクから森選手をレギュラーに!という声が上がっていますが、彼はまだまだ課題がたくさんある選手ですし、まずは2軍で遊撃のレギュラーを掴んでからだと思うので候補には入れていません。

続いて捕手ですが、前の記事でも書いた通り、昨年はすごくストレスのかかる偏った起用が目立ちました。捕手は負担のかかるポジションですし、絶対的なレギュラーとまでは求めませんが、余計な拘りを排除した起用が求められます。

昨年の大貫-戸柱バッテリーや平良-戸柱バッテリーと言った、特定のバッテリーで結果を残したのであれば優先されるべきですが、その他に関しては基本的に打撃を優先して起用するべきであるという個人的な考えは変わりません。昨年不本意なシーズンで終わった伊藤光選手や打撃で結果を残しつつも起用されなかった嶺井選手の奮起に期待しつつ、攻守両面で結果を出して行って欲しいです。

まとめ:期待できる候補はいつつも、正直期待度は低い

いかがでしたでしょうか?

今回は2021年の横浜DeNAベイスターズの戦力分析を行いました。

ベイスターズにはこれからのチームを引っ張る有望な選手が多数いますが、主力の抜けた穴、期待外れ過ぎる補強から今季はとても厳しいシーズンになると予測しています。三浦監督がどういったチーム方針で率いて行くのかにもよるので、個人的には今年のベイスターズにあまり期待はしていません。育成のシーズンにも十分なり得ますし、三浦監督が複数年契約をしていることから変に優勝を急かしてもいかんのかなと思いますし(本人が優勝を目標にしている中申し訳ないですが…)。

また、現在緊急事態宣言が発令されていることもあり、開幕が延期になったり昨年のように試合数を減らしつつ過密な日程になることも十分考えられます。それがチームにとって大きな影響も与えるかもしれません。今後の動向を静かに見守っていこうと思います。

今回はここまでとなります!ご覧いただきましてありがとうございました!

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