【支線から本線まで活躍】京阪13000系について解説!(2020.2.24更新)

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皆様、こんにちは。

チームネットラボのU5swです。

今回は京阪13000系について紹介します!

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13000系とは?

7両編成の20番台

13000系は2012年から導入を続けている京阪の最新型一般車両で、老朽化したベテラン車両を置き換えるために、現在も導入が続けられています。

2021年2月現在では、支線(宇治線・交野線)用の4両編成(0番台)が7本、本線・中之島線用の7両編成(20番台)が7本製造され、4両編成は支線区の普通に、7両編成は本線区の普通から快速急行、通勤快急まで使用されます。また、7両編成に他の編成から1両中間車を組み込むことで8両化(抜かれた編成は4両化して支線区の運用に就く)し、ラッシュ時間帯の特急の運用にも就きます。また、営業運転には就いていませんが、0番台の2編成に貫通幌を設置し、4両を2編成繋いだ8両編成で試運転が行われたこともあります。

そして、現在は5扉車である5000系の置き換え用として6両編成(30番台)が6本製造されており、一部編成において試運転が行われており、近日運用に就く予定となっています。

外観のイメージは、京阪3000系の一般型車両バージョンであり、前照灯が2個(3000系が3個)であること、種別灯の表示範囲が3000系より小さくなっている(3000系と区別するため?)こと、窓割が異なること、塗装が一般型車両タイプの塗装になっているのが3000系と異なる点です。内装は座席がロングシートであることが異なる点です。

そして、3000系の集電装置がシングルアーム(くの字型)のパンタグラフなのに対し、13000系の集電装置が下枠交差型(菱形)のパンタグラフとなっています。これは、旧型車の廃車発生品を流用していることが要因となっています。ただし、30番台に関してはシングルアームとなっています。

支線区で運用されることから、ワンマン運転に対応しており、本線用の20番台も4両編成になることからワンマン運転に対応しています。

4両化して宇治線の運用に就いていた20番台

宇治線のワンマン化を見据えて、0番台が登場

支線区用の0番台。撮影当時は貫通幌が付いていました。

13000系の登場は本線区用ではなく、支線区用として登場したのが特徴の1つでもあります。登場当時の支線区は、交野線では本線直通列車とその折り返し便を除きワンマン運転が行われており、ほぼ10000系が専属で運用に就いていました。

一方で、宇治線に関してはワンマン運転が行われておらず、古い2600系が使用されていました。宇治線もワンマン運転を行う計画があったことから、13000系を導入して2600系を置き換える計画から導入が始まりました。

支線区でも活躍していた2600系。現在は本線区で活躍を続ける。

2012年に4両編成5本が製造され、2600系を置き換えた後、翌年に宇治線がワンマン運転化され、交野線専属で走っていた10000系と共通運用を組み、交野線でも本格的に定期運用を開始しました。その後は10000系の2編成が7両化して本線区に転属することから、新たに0番台2編成が導入され、現在も交野線と宇治線で活躍しています。

こちらも幌付きの0番台。

本線区の旧型車両を置き換えるため、20番台も登場

支線区の旧型車両を置き換えた後の2014年に、今度は7両編成バージョンの13000系20番台がデビューしました。本線区においても、デビューから4~50年経った車両が未だに多数走り続けていることから、置き換えが必要となっており、本線区にも登場しました。

現在までに7両編成7本が製造され、2200系や2600系、5000系と言った旧型車両を置き換えています。また、6000系のリニューアル工事を行っており、一般車の8両編成が不足すること、支線区用の編成が不足することがあるため、7両編成に他編成の中間車1両を組み込み8両化し、中間車を提供した編成は4両編成となって車両不足をカバーしています。2021年現在では13026Fに13027Fの中間車13777を組み込んで8両化しており、13027Fは13727,13177の中間車2両を抜いて4両化してそれぞれの運用に就いています。

8両化した20番台。8両であることを示す「8」のステッカーが貼られている。
8両編成時は6000系らと共に特急運用にも就く。

5000系完全置き換えのために「6両編成」の30番台導入へ(2020.2.24更新)

そして、今年2月に新たな13000系が導入されました。京阪電車では近々、京橋駅でホームドアの設置を行う予定で、本線系統を走る2扉車と3扉車に統一するため、「平日朝ラッシュ時に5扉が開き、それ以外はラッシュ時用の扉を締め切り、締め切ったドアの前に昇降式の座席を設置することで他の3扉車と同等の設備を有する日本唯一の車両」である5000系を、ドア位置と数の関係から完全に置き換えなければならなくなりました。

置き換えられる京阪5000系。つい先日、5扉車としての役目を終えた。

これにより、5000系全編成と一部の旧型車両を置き換える目的で、30番台が6編成製造されることとなりました。しかし、気になる点として30番台の両数が、

6両編成であること

です。近年の京阪電車は本線区が7両編成または8両編成、支線区が4両編成で統一されていました(つい最近までは5両編成もありました)。しかし、6両編成は2003年のダイヤ改正以降組成されていませんでした。

そして、1月31日のダイヤ改正より、6両編成が走る運用が新たに誕生しました(ただし6両編成か7両編成のどちらかであり、毎回決まった両数で運行はされない模様)。一部の駅では6両編成用の停車目標やホーム監視用モニタが取り付けられています。

しかし、この6両編成の運用に関しては、暫定的な運用にとどまるのではないかということが有力視されています。その理由として、

3000系のプレミアムカー導入

が大きく関わっています。1月31日のダイヤ改正から、3000系にもプレミアムカーが導入され、営業を開始しました。そのプレミアムカーが完全新造車であり、従来車から中間車を1両抜いてプレミアムカーの編成を導入したことから、3000系の各編成の中間車1両が余剰となってしまいました。

このことと、13000系30番台が6両編成で製造されたことをリンクさせると…

13000系30番台にロングシート化改造を施した元3000系の中間車を組み込んで7両編成化するのではないか?

ということが考えられます。そう考えられる理由として、

  • 3000系の製造年数が12年と短いこと
  • 京阪電車が車両を簡単に廃車せずに、他形式に組み込んで有効活用していること

が挙げられます。3000系は2008年にデビューした比較的最近の車両であり、製造からそこまで月日が経っていないため、多額のお金を注ぎ込んで製造した車両を簡単に廃車にすることは基本ありません。

また、中間車を他の形式に組み込んで有効活用している例として、2016~17年に行われた、「8両編成で走っていた7200系と9000系の中間車を1両抜いて7両化し、抜いた中間車を当時4両編成だった10000系に組み込んで7両化する」工事があります。このような編成組み換えを行ったことから、3000系の中間車も有効活用するためにあえて6両編成で製造したのかなと考えられます。

100%こうなるとは現段階では断言できませんが、今後の動向に注目していきましょう。

まとめ:様々な場面で活躍し、気づけば京阪の最大勢力に

いかがでしたでしょうか?

今回は京阪13000系について説明しました!

本線区から支線区まであらゆる場面で活躍をし、増備を続けています。これまでの京阪の最大勢力は6000系の112両(8両編成14本)でしたが、30番台の登場もあって、13000系が113両(4両編成7本,7両編成7本,6両編成6本)と6000系を上回り、元3000系の中間車組み込みによっては119両となり、6000系の両数を超える最大勢力となりつつあります。これからの京阪電車の顔として、更なる活躍に期待していきましょう!

今回はここまでとなります!ご覧いただきましてありがとうございました!

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