【プロ野球2020】先週のベイスターズ6連戦の結果と思うこと

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皆様、こんにちは。

チームネットラボのU5swです。

今回は先週のベイスターズの振り返りを行います!

私自身、ここ最近仕事が落ち着いたため、できればベイスターズの振り返りについてシリーズ化していこうと思います。

それではいきましょう!

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先週のベイスターズの結果

  • 6/30 対巨人 ●2-5 敗国吉
  • 7/1 対巨人 ○5-3 勝パットン セーブ山崎
  • 7/2 対巨人 ●3-5 敗大貫
  • 7/3 対ヤクルト ○5-4 勝今永 セーブ山崎
  • 7/4 対ヤクルト ●8-10 敗エスコバー
  • 7/5 対ヤクルト ○8-1 勝平良

先週:3勝3敗0分 トータル:9勝6敗0分(2位)

常勝軍団との力の差を感じた3連戦

最初の3連戦は東京ドームで巨人との3連戦でした。

初戦はベイスターズが苦手としている戸郷投手を相手にしましたが、初回は先制するもその後はピッチングに翻弄され、仕留めきれないままでした。

先発の濱口投手は2回に中島選手からホームランを打たれるも、大きく崩れることはなく5回まで危なげないピッチングをしていました。

しかし、私も目を疑う光景が。次の6回、先頭の増田選手を歩かせ、続く丸選手はリクエスト絡みでアウトとなりましたが…

ここで、濱口投手が交代させられる…

ほとんどのベイスターズファン、そして濱口投手も「なぜ?」となりました。前回133球を投げたこと、監督曰くスタミナが落ちていたこともあっての交代。しかし、この交代は嫌な予感がするなと… 見事にその不安は的中。逆転を許し、後味の悪い敗戦となってしまいました。

素人が口を出して申し訳ないですが、濱口投手は続投させるべきだったと思います。もちろんスタミナ切れで打ち込まれて負けるのももったいないですが、打ちあぐねていた巨人打線にかえってチャンスを与えてしまったのではないかなと思います。他にも原因はありましたが、この交代が逆転負けの引き金となってしまったと考えられます。

次の試合も序盤から苦しい展開に、今季初先発の櫻井投手4回途中3失点で試合を作れず、打線もメルセデス投手相手に苦しいバッティングを強いられました。

しかしここで諦めないのが今年のベイスターズ打線。8回に澤村投手からチャンスを作って引きずり下ろすと、代わった高木投手からオースティン選手が走者一掃の逆転3ベースで逆転!そのまま逃げ切って勝利しました!

ただ、最後の試合は巨人先発の桜井投手に苦戦し、投手陣も大貫投手が4回2失点、頼みのパットン投手も打ち込まれてしまうなど散々でした。

やはり昨年セリーグ王者の巨人とあって、なかなか簡単に打ち崩せる相手ではないと痛感させられました。相手が素晴らしいこともありましたが、同時に投打において課題が残ってしまいました。

あと、あえて本音を言えば、審判がひどすぎた…

苦しみながらも勝ち越したヤクルト戦

次の3連戦は神宮球場でのヤクルト戦でした。

初戦はエース今永投手が登板するも、初回から制球に苦しみ、打ち込まれるシーンが目立ちました。しかし、打線がベテラン石川投手を捉え3回に一挙4点を取り、4回には佐野選手が勝ち越しタイムリーを打ちました。この1点を今永投手始めリリーフ陣が守りきり、勝利することができました。

第2戦はこちらも今季初先発の中川投手が先発するも、西浦選手と青木選手にホームランを打たれ、3回4失点と試合を作れず、この後のリリーフ陣もワイルドピッチといったミスも重なり打ち込まれてしまいました。ベイスターズ打線もソト選手の2本のホームランなど奮闘しましたが、失点の影響が大きかったため勝つことができませんでした。

最後の試合は序盤は0行進が続くも、5回に高梨投手を下位打線から攻略し、ソト選手のグランドスラムで一気に4点先取、終盤にもコンスタントに点を取り、完勝することができました。

ただこの試合のMVPは間違いなく先発の平良投手。自身最長の7回を無失点で投げ切る完璧なピッチングで2勝目。ここまでトータル19イニング投げて自責点は2と文句なしのスタートダッシュを切れていると思います。

打撃陣の振り返り

打撃陣に関しては、以前と変わらず好調さが顕著だと考えています。巨人相手にはイマイチ本領を発揮することができなかったですが、2桁安打は6試合中4試合と打ちまくっていることに変わりありません。

特に強力打線の核となっている1-6番打者の成績がこちら。

  • 梶谷隆幸 打率.356(59-21) 2HR 5打点 10四死球 2盗塁 出塁率.449 長打率.525 OPS.975 得点圏打率.375
  • ネフタリソト 打率.362(58-21) 4HR 12打点 9四死球 出塁率.448 長打率.638 OPS1.086 得点圏打率.429
  • タイラーオースティン 打率.341(44-15) 2HR 11打点 7四球 出塁率.431 長打率.614 OPS1.045 得点圏打率.313
  • 佐野恵太 打率.350(60-21) 0HR 8打点 6四球 出塁率.403 長打率.450 OPS.853 得点圏打率.217
  • ホセロペス 打率.229(48-11) 2HR 6打点 2四球 出塁率.255 長打率.396 OPS.651 得点圏打率.125
  • 宮崎敏郎 打率.400(60-24) 5HR 15打点 4四死球 出塁率.431 長打率.717 OPS1.147 得点圏.636

いや、エグすぎんよ…

その中でも特にすごいのが宮崎選手です。6番打者とは思えない好成績でセリーグトップクラスの強打者として活躍しています。

宮崎選手は2017年に首位打者を取った実績のある天才ヒットメーカーです。卓越したバットコントロールによってチャンス面できっちりと役割を果たし、そうでない時でもチャンスを作ったりホームランを打ったりと、相手球団からしたら天敵と言える存在でしょう。その宮崎選手もあまりクローズアップされないほど、他の選手も結果を残しているので、これからも十分期待できますね。今後もこの6人を中心に打って打って打ちまくって欲しいですね!

投手陣の振り返り

打撃陣とは反して、投手陣には課題が残りました。特に先発陣。苦しみながらも6回を投げきった今永投手、7回無失点の平良投手以外は課題の残るピッチングでした(濱口投手は先述のこともありノーカン)。

助っ人枠の関係でピープルズ投手が、ローテ調整のため井納投手が、前回のピッチングで怪我してしまった坂本投手が抜け、試合を作れる投手が一気にいなくなってしまったのが原因と考えられます。特に櫻井投手や中川投手は共に高卒3年目の若手投手ということもあり、まだまだ経験不足が出てしまっていると思いました。

前回5連勝できた理由は打線の力と共に、先発投手の頑張りがあったからです。やはり先発投手が試合を作らないとリリーフ陣に負担がかかってしまい、リリーフ陣が打たれてしまうといくら打線が活躍しても勝ち切ることはできません。先発陣がいかに試合を壊さないか?ここが今週の1番の課題だと考えられます。

また、リリーフ陣の起用やイニング数といったところも個人的には疑問に思いました。エスコバー投手に3イニング目を投げさせたら打たれたり、完封間近でパットン投手を投入するも、なぜか投げ切らさずに伊勢投手をテストした結果失点し、パットン投手が不満そうにベンチに座るなど…

濱口投手のことも含めて、今週の首脳陣の継投には「?」という点がたくさんありました。特に濱口投手やパットン投手の不満そうな顔を見ていると、「本当に首脳陣と投手の意思疎通が取れていたのか?」「やりたいことを優先して選手を振り回していないか?」と思うことが多々ありました。

チームの1番の目的は「試合に勝つこと」です。「あれこれやってみたい」というのは練習試合でやって、今は「どうすれば試合に勝てるのか」を優先するべきです。首脳陣と選手で意思疎通をしっかり行い、勝ちに貪欲になって1試合1試合を戦っていただきたいものです。

全体のまとめ

先週は勝ち負けの繰り返しで、成果と課題どちらも多く出た6連戦だったと思います。良いところはもっと伸ばし、課題をいかに解決できるかで、今週、そしてこれからの戦い方が変わってきます。

今週もビジター6連戦、厳しい戦いになりますが、優勝を目指して全力で戦って行って欲しいです!

今回はここまでとなります!見ていただきありがとうございました!

P.S. 九州の豪雨災害、本当に心配です。コロナで気がとられがちですが、こういった災害に対するアンテナも張っておかなければなりません。いつ何が起きてもいいよう準備し、引き続き気を引き締めて過ごしていきましょう。ベイスターズは明日からマツダスタジアムでの3連戦ですが、広島ではJRがストップするなど大雨の影響が出ており、今日の試合も中止になりました。不幸なく無事に試合ができれば良いのですが…

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