2020年横浜DeNAベイスターズ戦力分析&開幕スタメン予想!(更新:6/19開幕版)

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皆様、こんにちは。

チームネットラボのU5swです。

今回は、「今年の横浜DeNAベイスターズの戦力分析、および開幕スタメンを予想してみたという内容」でお送りします!

最新記事を2020年6月18日に更新!!

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早速ですが、ここで何か違和感に気づかれた方は流石です(笑)

ここで、「あれ?」と思われた方、鋭いですね。

「野球関連の記事は私ではなくmarine君の役割では?」と。

では、なぜU5swが書いているのか?その理由を発表しましょう。

「横浜DeNAベイスターズファン」だからです。

なぜか?ここで話すと長くなるので割愛します(笑)

私、U5swは鉄道だけじゃなく野球観戦も趣味の1つとしていて、年に数試合、現地観戦もしています。

前置きが長くなってしまいましたので、ここで一旦区切ります。

改めて今回、ベイスターズファンである私が、marine君の許可を得てベイスターズの戦力分析と開幕スタメンを予想していきます!

追記(5/25):新型コロナウィルスの関係で延期されていましたが、本日緊急事態宣言が解除されたと同時に今年の開幕戦が6月19日に決まりました!開幕が大幅に遅れたため、今年はセパ交流戦、オールスター、CSが中止となった他、開幕戦からしばらくは無観客での開催となります。現地で観れないのは寂しいですが、プロ野球のある日常が戻ってきたことに嬉しさを感じます。そこで、開幕予想スタメンも6月19日仕様に変更しました!

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昨年の結果からオフまでの流れ

山あり谷ありのシーズン

昨シーズンは開幕してからはチームの流れが絶望的に悪く、10連敗までしてしまうという大惨事でした。しかし、そこからチームは徐々に立ち直り、課題である交流戦を勝ち越すなど、序盤の失速を挽回していきました。一時は首位巨人との差を0.5ゲームに詰めるほど追い詰めましたが、そこからは思うように勝てず、結果は2位という順位になりました。

そしてCSでは、まさか×3の宿敵阪神と対決。しかし、苦手は拭えないまま1stステージで敗退し、シーズンを終えることとなりました。

チームの絶対的存在が旅立つ

そして、シーズンが終了した後、今までベイスターズの精神的支柱として支えてきた1人の選手が、夢の舞台へと旅立ちました。

筒香嘉智選手

そう、我らが「筒香嘉智選手」です。

2009年のドラフトでベイスターズから1位指名を受け入団。その後は少し伸び悩む時期もありましたが、2014年に才能が開花。2015年から昨年までの5年間「主将」「4番打者」としてチームを牽引し、2016年にはHR王を獲得。2017年のWBCでは「日本代表の4番打者」としても結果を残した、日本を代表する絶対的スラッガーです。

そんな筒香選手ですが、幼い頃からの夢である「メジャーリーグへの挑戦」を決断し、オフにポスティングによって「タンパペイ・レイズ」の一員となり、夢の舞台へと旅立って行きました。

筒香選手がチームを去るというのは、チームにとってとてつもなく大きな損失なります。しかし、彼の夢だったメジャー挑戦に関しては、何も否定することができないし、球団もその意志を尊重した上で送り出したと考えられます。筒香選手がメジャーで大活躍してくれることを心から祈っています。

今年は新たなチームになるための転換期と予想

筒香選手が抜けたことで、チームは新たな転換期になることは間違いないでしょう。その他の主力は残留しているものの、先述の通り、筒香選手がいなくなるだけでチーム状況がガラッと変わってしまうので、今後どのようなチームになってシーズンを戦い抜くのか、そこに1番注目が行くと思われます。

主な補強としましては、まず、筒香選手の代わりとなる大砲候補として、メジャーで活躍した「オースティン選手」、先発のコマ不足対策に「ピープルズ投手」を獲得しました。

また、ドラフトでは筒香選手以来となる、高卒でのドラ1「森敬斗選手」や、即戦力先発左腕候補のドラ2「坂本裕哉投手」など計7名の選手が指名の上入団しました。

今年のベイスターズがどのようなチームを目指して行くのか、注目ですね!

ポジション別の戦力予想

まず、ポジション別に関しては、このように予想しました。昨年との変更点は、筒香選手が抜けたレフトに、今年から主将となった「佐野恵太選手」が、流動的だったライトを新助っ人の「オースティン選手」が守ると考えられます。それ以外は昨年とほぼ同じになるかと思われます。

投手陣の戦力予想

先発中継ぎ抑え
今永昇太
濱口遥大
石田健大
上茶谷大河
平良拳太郎
(井納翔一)
(大貫晋一)
(坂本裕哉)
(櫻井周斗)
(ピープルズ)
(エスコバー)
三嶋一輝
国吉佑樹
武藤祐太
斎藤俊介
砂田毅樹
(三上朋也)
パットン
山崎康晃

続いて、投手陣ですが、ここ数年は先発投手が足りないことから、中継ぎ投手に負担がかかってしまうなど課題が残っています。そのため、いかに先発陣の働きが重要かがわかります。

まず、先発陣に関しては昨年13勝の日本代表今永投手を軸に、今年完全復活を目指す濱口投手、今年先発一本で挑む石田投手、昨年ルーキーで7勝を挙げた上茶谷投手、ここ2年で1軍ローテに定着しつつある平良投手の計5人が堅いと考えられます。

問題は6人目の枠に誰が入ってくるかですね。本来なら東投手が入るはずでしたが、トミージョン手術により来季の終盤まで試合に出られなくなってしまいました… 現時点では井納投手や大貫投手、坂本投手、櫻井投手が候補として挙げられます。

ベイスターズは毎年ドラフトで即戦力投手を指名しているのにも関わらず、毎年誰かが怪我や不調に陥ることでローテが回らず苦戦しています。なので、今年こそはしっかりローテを固めて、中継ぎ陣や野手陣に負担をかけない活躍をしてもらいたいです。

次に、中継ぎ陣に関しては、昨年セリーグ最多の74登板した160km左腕、エスコバー投手が怪我により調整中なのが痛かったですが、開幕が遅れたことで今は万全の状態に戻っているようです。

ただ、三嶋投手や国吉投手をはじめ、これからセットアッパーとして活躍していって欲しい斎藤投手や武藤投手、復活するべき三上投手や砂田投手、パットン投手など候補は複数人います。しかし、不調や怪我でなかなかコマが揃わず苦戦を強いられているイメージなので、それぞれが役割を果たして、盤石なリリーフ陣を形成していただきたいです。

セリーグ2年連続セーブ王で日本代表でもクローザーを務める山崎康晃投手にしっかり繋げるために、いかに先発と中継ぎが試合を作って、山崎投手で締めることができるかが重要となってくるでしょう。

山崎康晃投手

開幕スタメンの予想

1センター梶谷隆幸
2ライトオースティン
3セカンドソト
4レフト佐野恵太
5サード宮崎敏郎
6ファーストロペス
7キャッチャー伊藤光
8ショート柴田竜拓
9ピッチャー今永昇太

最後に、投稿日時点での開幕スタメンの予想を立ててみました。以下にそれぞれの選手に対する詳細と、選手に対する私自身の思いをまとめてみました。

1番は蒼い韋駄天こと梶谷選手。当初は神里選手を予想していましたが、開幕が遅れたこと、オープン戦での調子等を踏まえて梶谷選手にしました。梶谷選手は走攻守三拍子揃ったベイスターズにあまりいないタイプの選手です。2013年8月から16HR打ちスラッガーとして覚醒すると、2014年には盗塁王を獲得するなどベイスターズに欠かせない戦力となりました。しかし、ここ2年は怪我や不調で思ったような成績を残せていませんでした。そんな梶谷選手ですが、彼が打席に立つ時の威圧感、チームトップクラスの盗塁のうまさ、俊足を活かした外野守備はまだまだ衰えてはいないと思います。筒香選手が抜けたことも考えると、彼のレギュラー復活はチームを活気づけると思います!梶谷選手の復活を心待ちにしております!

梶谷隆幸選手

2番は新助っ人オースティン選手。近年、野球界では攻撃的2番がトレンドとして挙がっており、ベイスターズも梶谷選手やソト選手、宮崎選手、筒香選手が2番打者として活躍した時期がありました。今年はその役割をオースティン選手が担うことになりそうです。オープン戦ではHRを量産するアピールを見せており、また、守備や走塁でもそこそこ貢献できることらしいので、2番に適していると考えます。是非プレッシャーを与えまくって恐怖の2番打者になっていただきたいです。

3番は2年連続HR王ソト選手。もう文句なしの神助っ人と化した訳ですが、今年は3番打者として初回からガンガンプレッシャーをかけていただきたいですね。また、ポジションはセカンドで。野球は打撃で点とってなんぼなスポーツですから、攻撃的オーダーで挑むべきだと思います。多少ハンデはありますが、ソト選手は「打撃のみでお釣りがくる選手」なので、大目に見ていきながら活躍して欲しいです(外野は逆にやらせないで欲しいのが本音)。

ソト選手

4番は筒香選手から主将を受け継いだ佐野選手。昨年は主に代打の切り札として活躍しました。一時期は打率10割を維持したり、阪神に在籍していたセットアッパー、ジョンソン投手からHRを放つなど勝負強さを発揮しました。ラミレス監督はその佐野選手を今季キャプテンに指名し、レギュラーとして、そして4番打者としてチームを引っ張って欲しいという思いを持ち、オープン戦から4番レフトでの出場を続けています。私自身も、佐野選手にはレギュラーとして定着して欲しいという思いを持っているため、シーズンを通して活躍してくれることを願っています。

佐野恵太選手

5番は球界屈指の天才ヒットメーカー宮崎選手。昨年は序盤不振に苦しむも、5月からは本来の打撃を取り戻しました。後半に骨折で離脱もありましたが、欠かせない主力として活躍してくれました。今年は2017年に獲得した首位打者のタイトルを再び狙っていただき、5番打者としてランナーを返す&攻撃の起点を作る働きで、チームの得点力UPに大きく貢献して欲しいです。

宮崎敏郎選手(右)とロペス選手(左)

6番は来日して8年目を迎えるロペス選手。名実ともに、攻守で必要不可欠な神助っ人です。打っては30HR、夏にMVP、守っては連続無失策記録のタイトルホルダーになるなど実績は申し分なし。しかし、今年で38歳になるベテランも衰えが心配されており、ソト選手とファーストの争いといった話題が挙がっています。それでもベイスターズにとって、攻守に必要不可欠な存在であることに変わりはありません。理想は助っ人枠から卒業して、外国人選手を5人一気に出せるところまで活躍してくれることです。

7番は正捕手伊藤光選手。移籍2年目の昨年は、開幕から投手陣をしっかり引っ張っていくリードはもちろん、打撃ではキャリアハイの8HRと、攻守に欠かせない存在です。骨折で離脱し後半は苦しくなりましたが、伊藤選手の活躍なしに昨シーズン2位という成績を収めることはできなかったと考えています。今年は更なる高みを目指し、投手陣、そしてチームを引っ張っていって欲しいです。

伊藤光選手

8番ショートは柴田選手を選出しました。理由として、開幕戦の相手がカープで、開幕投手が大瀬良投手であると予想していること、ここまでの面々がほぼ右バッターだからです。柴田選手はセカンド、ショート、サードを卒なくこなす守備に定評のある選手で、終盤の守備固めをメインに1軍で帯同しています。打撃が課題のため、なかなかスタメンに定着できていませんが、昨年の夏に打撃センスが開花し、スタメン奪取に向けて1歩進みました。今年はその打撃を開幕から見せれるのか、シーズン通してスタメンで出続ける力があるか注目です。もちろん大和選手も実力者なのでそう簡単にポジションを奪えないと思いすが、大和選手が休み休み使わないと厳しいところもあるので、チャンスは十分にあると思います。最初は左右で併用の上、是非ショートのレギュラーとしてステップアップしていただきたいです。

柴田竜拓選手

9番投手ですが、特に何もない限り、開幕投手は今永投手で確定だと考えています(ベイスターズは相変わらず公表しないスタイルを貫いていますが、まぁ今永投手で来るのはある程度予測できるので)。昨年13勝、そのうち3完封とTHE ACEという姿を見せてくれました。ただ終盤に失速したこともあり、タイトルを獲れなかったのが心残りでしょう。先発陣のリーダーとして昨年の開幕戦のような素晴らしい投球でチームを勢い付けていただきたいです。

今永昇太投手

まとめ

いかがでしたでしょうか?

書きたいことがたくさんあって長くなってしまいましたが、要点をまとめると、

  • 筒香選手の穴をどのように埋めるのか?
  • 先発ローテを固めることができるのか?
  • 昨年活躍できなかった選手が今年どれだけ復活するのか?
  • ニューヒーローは現れるのか?そしてそれが誰なのか?
  • 打線は今年も攻撃的オーダーでいくのか?また別の形で挑むのか?

というようになります。ラミレス監督5年目の今年、どのような戦いをしていくのか、しっかり注目して行きたいと思います。

今回はこれで以上となります。抜けている部分や疑問点等ございましたら、コメント欄にてお伝えいただけると助かります。見ていただきありがとうございました!

p.s. 6/19の開幕に向けて、是非感染が再び拡大しないよう、これからも気をつけて過ごしましょう!

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